【日本酒】元日本チャンプご一行、来蔵!

2013年10月07日


前の日から主人はうきうきしていました。朝、起きるとすぐにロードワークとボクシングジムでいつもの一人練習をして帰ってきた主人。汗を流したあと、先月観に行ったオリンピック金メダリスト、村田諒太のプロデビュー戦(応援したのは主人が長年お世話になっている、ワタナベジム所属の東洋太平洋チャンプの柴田明雄)の記念Tシャツに袖を通します。 そう、今日はバンダム級の元日本チャンピオン、島村聡一さんご一行が、私たちの蔵に来てくれるのです。

来蔵されたみなさんと、記念写真。おもわずファイティングポーズが出ます。右から2番目が島村さん。ご一緒くださったのは、島村さんの旅仲間のみなさん。左から鉄山さん、上村さん、右端は田路(たじ)さん。それぞれとても魅力的なみなさんで、もう8年も毎年一緒に、海、山歩き、修験道歩きとアクティブな旅をされ、この日も、蔵見学のあと南下し、熊野古道の里、中辺路町の備長炭職人のお宅を訪ねたり、海釣りをされるのだと、とても楽しそうです。

島村さんと主人との出会いは、ボクシングの舞台・・・ではないのですが、島村さんは現在は横浜反町の鳥料理、焼き鳥の人気店「纜(ともづな)」のご主人。絶品の鳥料理を出してくれるそのお店に、うちの日本酒「雑賀」を置いてくださっています。主人はボクサー同士のご縁なのか血が騒ぐのか、時々お邪魔してはお世話になっているのです。

新蔵は、作業場はほぼ出来上がって稼働をはじめていますが、事務所もまだ仮。これからはじまる二期工事が終わらなければ、お客様をおもてなしする応接間もありません。ですから、こうしてお客様をお迎えし、試飲などをしていただくのは移転後、初めてのこと。

桃畑に囲まれたうちの蔵、酒蔵からご案内します。麹室や絞り器など、製造部門と、年間通して温度管理が徹底できるようにクーラー、配管をめぐらした貯蔵タンク部分など。

日本酒、梅酒、ノンアルコール飲料の試飲も行いました。「きき酒」です。まずは、主人が試飲の仕方、色や香り、味わいなどの見方をレクチャーします。

なにしろ、料理人の島村さんはもちろん、下村さんは横浜唯一のふぐ料理店のご主人でミシュランの1ツ星も獲得しているという職人さん。鉄山さんも田路さんも、味わいに関しては一家言ある、食べること、飲むこと大好きなメンバーです。

「純米吟醸の山田錦のこの香りがたまらないなあ」「この純米吟醸は料理の味を邪魔しないんですよね」、「ぼくは純米酒の味わいが好みだなあ」などなど、それぞれの感想を聞ける時が私はとても楽しい。鉄山さんは、甘酒「麹の助っ人」を試飲して、「甘酒って麹の味が苦手で飲めなかったけど、これはおいしい!」と感激してくれて、私も感激!

酒蔵巡りと試飲体験したあとは、うちの蔵ならではの酢蔵へ。100年ものの大木桶もある木桶蔵に入ると「わあ」と声がわきます。醗酵中でむわっとあたたかい木桶の中をのぞいてもらいました。

事務所では会長の父と、看板娘の母をご紹介し、母の自慢の中辺路産らっきょうの甘酢漬けを味わっていただいて。

「すごく素敵なみなさんだったなあ。ぜひまた会いたいね」と、お見送りして主人と話します。名残惜しくて、中辺路の旅にもついて行きそうになりました。主人の海外出張がなければ行きました、一緒に。

「それにしても」と、主人。「島村さんの拳を間近で見たら、大きくて、すっごく堅そうなんだよ。パンチあるだろうなあ。殴られたら効くぞ。やっぱ日本チャンピオンはすごいよ」と、しみじみ。やはり主人にとってはボクサーのチャンピオンは格別な存在なんですね。

来てくださって、ほんとにありがとうございました。またぜひ、桃山に来てくださいね。次は、看板もあがって、もっともっと元気な蔵の様子を見てもらえるはずですから。

 

このページのトップへ