【日本酒】新蔵で初めての夏行事「呑みきり」

2013年08月20日


酒蔵の夏の恒例行事「呑みきり」が、新しい蔵になって初めて行われました。

「呑みきり」とは、冬のお酒の造りが終わり、ひと夏を越えて熟成も進んだころ、すべてのお酒の具合を確認するために封を切る、貯蔵タンクや瓶内貯蔵のお酒を出して点検作業すること。

この日は、毎年、ふるさと但馬から杜氏さんもひさしぶりに蔵に帰ってきますし、和歌山県工業技術センターの先生方にお願いして、お酒の品質検査を行っています。

新しい蔵になって、初めての酒蔵の大事な行事。冬の半年間、昼夜問わずに醸したお酒が無事に維持、熟成されているか、緊張感のあるとても大事な行事に、酒蔵のスタッフも、あわただしく準備に追われていました。

到着した今田杜氏さん、元気な笑顔を見せてくれました。杜氏さんは、この日初めて新しい蔵をみました。蔵人たちが杜氏さんに話しかけています。製品管理部長の吉村さんも、杜氏さんに説明している様子。

「おやっさん(杜氏さんのこと)、どうですか」と、主人も聞きます。「いやあ、きれいですな。今までより、ずっと酒造りがしやすそうです。使ってみなければわからないが、今年の冬が楽しみです」と、笑顔がこぼれたので、ほっとしました。

 

ひんやり温度管理された蔵内で、一つ一つのタンクの口をあけて、お酒を慎重に取り出してゆきます。日本酒製造スタッフの池田さん(下)と児玉くん、梅酒製造責任者の上田くん(上)が手分けして開栓作業にあたっています。

酒蔵ならではの大事な行事。撮影隊の出動です。撮影の助っ人も動員しました。主人の姪っ子、小学5年生の「きっこちゃん」。夏休みをジィジとバァバのところで過ごしているのですが、発送作業や事務所の掃除を手伝ったりと活躍しています。撮影隊員として、この大事な日をいっしょに追いかけました。

 

きっこちゃんも、みんなが真剣に作業をしているところを、じっとみつめています。

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社の日本酒、といっても、そのままお客様に飲んでいただく日本酒だけでなく、弊社の梅酒は日本酒仕込みなので、梅酒用に仕込んだ日本酒もあるし、食酢の仕込みでも日本酒を使うので、米酢用とか、いろいろなお酒がタンクの中に仕込まれています。

まず、温度や色、香りなどを点検してゆきます。県工業技術センターの先生方が、温度を計測してくださいます。

すべての貯蔵タンクの口を開けて中のお酒を中身を取り出したら、今度は、出荷を待つすべての商品の確認です。

机の上に並べられた商品と、きき猪口。

弊社では、できるだけ良好な環境で温度管理や品質管理をするために、お酒の種類のよって、タンク内で貯蔵するものもあれば、新酒がしぼられてすぐに瓶詰めをして瓶内貯蔵をして熟成させているものもあります。

それらすべての種類を、開封して、こんどはきき酒をして点検するのです。

また、勉強のために、他社様の商品も取り寄せ、みんなで味わいや香りをきいては、チェックシートに書き込みます。

日本酒製造部の面々。杜氏の今田さん(中央)、池田さん(左)、児玉くんも、手がけたお酒の状態を神妙な面持ちで確認しています。

 

 

 

 

 

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